渋谷高雄株式投資大百科(電子書籍)


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株の勉強とは


株の学習

株って、どう勉強すれば、上達するのでしょうか?
そもそも、どのような勉強方法が正しいのでしょうか?
勉強方法の「正解」とは、いったいどこにあるのでしょうか?

人が、株を学ぼうと決意した時、最初に抱える悩みです。
かつての私(渋谷高雄)もそうでした。

  • 株式投資をこれから始めようと思い、希望に心躍らせている方。

  • 株式投資をこれから始めようと思っているが、損も怖く、どう勉強していいか分からない方。

  • すでに始めたものの、壁にぶつかって悩んでいる方。

  • 好調なバブル相場で大きく勝ったものの、その後の暴落で帳消しにしてしまい、再起を誓うも投資手法の再構築に途方に暮れている方。


本書はまさに、上記どの方にも対応できる教材と言えます。

なぜか?
今お読み頂いている皆さまに、それをご説明したいと思います。

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株式投資との出会い


株の学習

当ホームページのコラム「元手資金の貯め方 私のサラリーマン時代の例」の部分にこう書いてあります。

【株の勉強は平日は電車の中で本を読み、少ない休日にネットなどで】
【株の講習会にはデイトレーダーになってから通った。当時は仕事が忙しくて行けなかった】

今(2017年12月)から約18年前のこと、当時、不動産会社に勤務する会社員だった私は、念願だった宅地建物取引主任者(当時の呼称)に合格して、勢いに乗って続けざまに、ファイナンシャルプランナーの資格の学校に通い出しました。

授業の時、隣の席に某証券会社の社員の方が座っていて、休み時間に株の面白さをよく私に話してくれたものでした。
私は興味をそそられました、ブラック企業のサラリーマンである現状をどうにかしたいという問題意識から資格の学校に通っていたこともあり、株式投資で成功すれば人生を大きく変えることもできるのではないか?と思えたからです。

株を始めることを決め、証券口座を開設して、その方がすすめてくれたソニー株を購入。
当時はネットバブル全盛期ということもあって、すぐに値上がりして、5万円の利益を手にできたことを今でもよく覚えています。

「さて次は何の株を買おうかな?」

そう思った時、初めのうちはその証券会社の方に聞いたりしていましたが、学校終了後は定期的に会う機会はなくなってしまいました。

それに買うだけではなく、売るタイミングもまだ分からない私。
ここに至って私は、他人を頼らず自分で株売買のスキルを磨く必要に迫られたのです。

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本当に勝っている人が書いた本がない


株の学習

「株の勉強をしなきゃ」
そう思ったものの、独学で株の勉強をどうすればいいか、皆目見当もつきません。
皆さまも最初はそうだったのではないでしょうか?

とりあえず私は本屋を回り、株の教科書を探して回りました。

しかし、「教科書」みたいな本は見当たらず、代わりに目につくのは「株で億の大金を手にしよう! 私はこうやって●億を儲けた!」みたいな煽り系の本ばかりでした。

いずれにせよ、何かしら自分にとっての「バイブル」を探さなければならない私は、株で●億円作る系の本を最初に購入したのです。
その本を自分にとってのバイブルとし、何度も何度も読み返し、アンダーラインや印をあちこちにつけ、本はすぐにボロボロになりました。

しかし残念ながら、その後の私の投資結果は悲惨なものでした。

「僕は何も学んでいなかったのか・・単に学んだつもりになっていただけだったのか・・」

後になって取り返しがつかなくなってから、ようやく気づけた時にはすでに手遅れで、ネットバブルの波に乗って大儲けした私は、その崩壊と共に大損しました。

途方に暮れた私は、新しい勉強法を探し、本屋やネット上をさまよいました。
しかし、とうとう最適な「教科書」にめぐり合うことはありませんでした・・

それもそのはず、今にして思えることですが、「自分で本当に勝っている人が書いた本」にめぐり合えなかっただけのことだったのです。

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師匠との出会い


そして時は流れ、初めてソニー株を買ってから2年ほど経った頃、会社を退職してデイトレーダーになっていた私は、時間ができたことや、単調な日常生活に刺激が欲しいこと、株をやっている同志のような友達が欲しいことなどから、ネットを検索して見つけた株のトレードスクールに応募して通いました。

その授業内容ですが、授業の内容ごとに講師が交代するという形式でした。
いろいろな講師の話を聞くうちに、私はT講師という方に興味を持ちました。

なぜか?

多くの講師の中で、T講師の肩書きの紹介だけ、現役の個人デイトレーダーというものだったのです。
もちろん肩書きだけなら何とでも言えるのですが、しかしそのT講師の講義を聞くうちに、私は心の中で「この人は本当に自分で株をやっていて、しかも結果を出しているな・・」と確信するようになりました。

その時で私もすでに投資経験2年ほどであり、さすがにその人の話を聞いていれば、株を毎日トレードしているかいないかくらいは分かるようになっていました。そして、そのT講師の担当講義最終日、授業が終わってから私は声をかけたのです。

「先生・・ 今日で授業は終わりですが、今後、先生の話を聞く機会はないものでしょうか?」と・・

私がそう聞くとT講師はニヤリとして、こうおっしゃって下さったのです。
「・・渋谷さんはモノになるような気がしていました。いいでしょう、私が主催している講義に参加してみて下さい」と。
私が即座に参加をお願いして、小川と共にその門下を叩いたのです(そしてその門下において中澤と出会いました)。

ある日のこと。
講義中にT先生の様子がおかしい、どうにも元気がありません。
体調でも悪いのかな?と皆で心配していると、T先生はため息をつきながら、
「うわ、計算したら900万も損してる・・・」と、うつろな視線で私たちに言いました。

実際、顔色が本当に悪かったのを覚えています。
私たち生徒は口をそろえ、「そのお気持ち、我々もよく分かります、損してると本当に何もする気がしませんよねェ」などと談笑したものです。

そして私は思ったものです。
「これだ、これこそ俺の求めていた人物像。本当にトレードをやっているからこそ。勝つ時もあれば負ける時もある、それがトレード。それを本当に実践して結果を出している人にこそ教えてもらいたかったのだ」と。

儲かっている時には、ご機嫌で楽しそうな表情が正直に顔に出る。
反対に損している時に元気がなく、苦悩の表情がありあり。

「私は相場を張っているんです」
彼はよく口にされていました、本当に「ザ・個人投資家」そのものでした。
私にはいつも彼がまぶしく見えました。

「機関投資家のサラリーマンなんて、しょせん組織の力じゃないですか?」
時にそんな言葉が口に出る、そんなT講師が私は本当に好きで、憧れましたね。

本当に良い思い出です。その講師の授業を聞けたことは、私にとって大きなきっかけになったと言えます、やはり、「本当に自分のお金で自分の個人口座で自らトレードをしている人」の言うことには、真実が混じっており、得るものが確実にあったのです。
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退場処分からの復活


株の学習

当ホームページの各コラム、
■「メンバー紹介 信用取引で大損してしまい退場寸前にまで追い込まれる」
■「渋谷の不動産投資法 それらのほとんど全部を信用取引というレバレッジ投機で失った」

等でも説明してあるように、マーケットとは容赦のないもので、つい感情でトレードしてしまいがちな私に鉄槌を下し、成功と失敗の繰り返されるパターンを見出せずにいた私は、マーケットから事実上の退場処分を喰らってしまいました。絶望の中でなんとか再就職して、再出発を誓ったものの、どうしていいか分からず、暗闇の中、まるで吸血鬼の城をさまよっているようでした。

しかし、さまよううちに、自分で試行錯誤する中で、ノートに書きとめ続けた記録の中から、少しずつ再起への希望が生まれていったのです。失敗を繰り返し、その都度、原因がどこにあるのかを探りました。少ない自己資金での損失から多くのことを学び取ろうと必死にもがき続けました。
失敗の原因を突き止め、再度トレードの現場で実践し、大きな失敗を小さな成功につなげることがだんだんできていきました。その繰り返しの中から、理論や手法が少しずつ蓄積され、同時に心理面、資金管理面のスキルを強化していくことができたのです。

最後に本当の意味で自分の殻を破ることができたのは、やはり自分自身の経験によるものでした。

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渋谷高雄だから書ける株式投資の教本


はじめて株を買った1999年の夏以降。
本書の執筆には、事実上10年以上の歳月を要したことになります。

そして、渋谷高雄の執筆物の価値とは何か?
上記で触れているように、かつてのT講師との出会いに、そこに私が渇望したものとは何であったか?

しかしそのT講師の講義を聞くうちに、私は心の中で
「この人は本当に自分で株をやっていて、しかも結果を出しているな・・」
と確信するようになりました。

当時の私がこのように思ったように、駆け出しのド初心者だった私が本屋やネット上をさまよって探していたものとは何か?

それは、

莫大な遺産を元手に最初から豊富な資金で恵まれた環境でトレードするとかいった類ではなく、
かつての私のように、サラリーマンが何年もかけてやっと貯金できるような数百万のお金を握りしめて、
「夢」を追い求めてトレードの世界に飛び込み、自己資金で自己口座でトレードを本当にやって、そして人生の大逆転を果たしたような人の書物を読みたかったのです!

ネットバブルの波に乗って大儲けした私は、その崩壊と共に大損しました。
途方に暮れた私は、新しい勉強法を探し、本屋やネット上をさまよいました。
しかし、とうとう最適な「教科書」にめぐり合うことはありませんでした・・

この時のさまよっていた私が探していたものとは?
それは、投資を教えると称している人が書いた書物に、その投資実績を証明する「証拠」が添付されていないか?というものだったのです!

その証拠も偽造できないようなものが望ましい。
本のタイトルに「株で1億円儲けた」というタイトルがついているなら「1億円の証拠」ということです。
結果を出せていない者が空想、妄想で書いた投資書籍を読みたいという読者が、果たしているのでしょうか?
むしろそんなまがいものが書いた執筆物なんて読むだけ毒です、むしろ有害でしかない。
私が心から渇望していたのは「本物」が書いた著作物を読みたいという欲求でした。

しかし、そんなものはどこにもなかった、存在すらしなかったのです・・・

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渋谷高雄が課税証明書を公開する理由


株の学習

当ホームページのコラム「組織概要 渋谷高雄の主な沿革」において、
「2007/03/07渋谷の2006年分の投資成績をホームページで公開する(課税証明書等公的書類での初の試み、以降毎年同様)」
と記してあります。

このように当時の若き私は、自分の著作物の信頼性を高めるためと、他者との差別化を図る意味で、己が投資成績の証明を「公的書類」によって為そうと試みたのです。
それは簡単なようですが、実際にやってみると大変な精神的困難、負担がかかるものでした。
しかし、執念と意地で継続しました、かつての私のように、そういう投資家の存在を探し求めている多くの人々の需要にこたえるために。

こんにち、自称カリスマ投資家で、己が投資成績を偽造して発覚したら逮捕される「公的納税・課税証明書」等にて証明している人は見たことがありません。
それを成し遂げた点にこそ、渋谷高雄の真の価値があるのだと見出して頂きたく読者の皆様には切に願うものです。

学ぶべき分野を的確に押さえれば、機関投資家に比べて圧倒的に不利な個人投資家でも継続して勝てるということを証明したい。
私はその証明を公的書類で示し続けることに成功できれば、最強の説得力を持つはずだと信じてきました。

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個人投資家が継続して勝つためには


しかし、大百科本文中でも解説してある通り、相場は投資家に損をさせるように動きます。
正しい手法を使っていても、それを実践するのが困難になるような誘惑や罠が沢山待ち受けているのです。

そこでこの教材では投資手法に加えて、どうすれば手法に忠実にトレードし続けることができるのかというコツの解説にも多くのページを割きました。

他にも、アベノミクス等のバブル相場で一時的に大きく勝って気分を良くしても、相場が変化すると大損して退場させられるといった初心者典型の行動の問題点を分析し、それに立ち向かう思考パターンをどのように習得すべきかについても力を入れて解説してあります。

これは本文中に出てくる説明の一部ですが、トレードで「安定」してかつ「継続的に」勝ち続けるためには、さまざまなトレードテクニックを学ぶと同時に、マーケットの正体を知り、人間の本能から来る思考パターンを変える必要がある、ということを理解する必要があります。

なぜか?それは本来、相場というところは人間に対して、一時的にうまくいく場面が与えられたとしても、長期間にわたってやっていると、結局は損をさせるように設計されているからです。

必要なトレードテクニックを習得するのはそもそもの大前提であるのはもちろんのことですが、並行してこれも理解していかないと長期間にわたって生き残ることができません。

いま悩んでいる方は、過去のある時期において、連戦連勝の絶好調だったことがある方がほとんどではないでしょうか?

ところが結局は時間が経つとなぜか、元の木阿弥になってしまうのです。
私たちが目指すのは一山当てるトレードではなく、継続的に勝てるトレードです。

トータルで勝てるようなトレーダーになるには、継続的に利益が損失を上回るようなトレードを執行し続けることが必要になります。

しかし、実はその思考パターンを実践するのは人間にとってはとても難しいことなのです。

人間の自然な思考パターンは、そもそもマーケットという戦場において損をするような思考パターンになっており、人間はマーケットでは必ず損をするような行動を取るよう仕向けられているのです。

投資で負けないためには、トレード技術に加えて、相場の正体を凌駕する優位的思考を身に付けることが絶対条件になってきます。

それなくして大切な貯蓄を投資に回してしまえば、ほどなく貯蓄は塩漬け株となり、投資家が凍死してしまうことになるでしょう。

買いで塩漬けにするならまだしも、レバレッジをかけた売りで塩漬けにした場合、自己資金がほとんどゼロになってしまうことだってありうるのです。

かつて、2002〜2003年の頃の渋谷がそうであったように・・

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トレードで勝率100%はありえない


株の学習

私がずっと昔に読んだある漫画にカリスマトレーダーなる設定の人物が登場し、下のようなセリフを口にしていました。
「間違いなく株価が上がる、あるチャートの法則を見つけてね。フフフ、端末に向き合うだけで、2年間で15億円稼ぎ出した」

相場で一度でも痛い目に遭っている方なら、この漫画の作者が実際は株をやっていないことがすぐお分かりになることでしょう。

例えば、過去にはこんな事件もありました。
証券等監視委員会が日経新聞の社員によるインサイダー取引を摘発した事件があったのですが、その事件が摘発されたきっかけというのが、証券等監視委員会がその社員が関係していた証券口座を見て「打率がやけに高い」ことで怪しい?と注目して調査したら発覚したのだそうです。インサイダー情報を入手することで、その売買を行っていた口座は勝率100%近かったのでしょう。

多くの取引を監視していると思われる証券等監視委員会の人間にとっても「勝率が異常に高いことは、実は不自然なこと」であり、何かしらの違法性のある取引をしているはずと考えるほど、特殊なものであるのです。
つまり、本当に勝っているトレーダーでも「勝率100%」ではないということであり、漫画に描かれていたカリスマトレーダーなど現実には存在しないわけなのです。

この渋谷のトレード成績にしても、成績がとても良かった月でさえ、利益と損失の割合を分析してみれば、やはり一定の割合で損失が常に出ているのです。
イメージとしては、1000万円勝った月でも、内実は2000万の利益と1000万円の損失を合算して1000万円の利益が出ている、という感じです。

これは他のどんなに調子が良かったと感じた月でも一緒でした。

つまりその渋谷が心血を注いで執筆した本教材というのは、ある相場の場面において、勝つ確率が高いトレードシナリオを探す方法と、うまくいった場合の対処、そして、それでもうまくいかなかった場合の対処が書かれているということです。

大きく勝って、小さく負けて、そしてトータルで勝つ方法がこの教材には書かれているのです!

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自分と投資家としての特徴を理解する


人それぞれが性格が違うように、同じ場面においても、投資家によって投資行動に差が出ます。
どうして違いが出るのでしょうか?

その投資行動に差が出る原因はさまざまですが、

  • 投資を始めた時期

  • 痛い目に遭った時期やその内容

  • その人の性格

などであることに私はすでに気づいています。

よって、いわば極端な表現をすれば、目指す理想が「株で食う」という点にあるのならば、その実現のためには、得意相場で高得点を取り、不得意相場でも平均点くらいは取れるように技術を磨かねばなりません。

得意科目で100点を取っても、不得意科目で0点を取っていては受験には合格できないのと同じように、トレードでも得意科目と不得意科目の平均点が60点くらいは取れるゼネラリストにならなければならないのです。

かといって、すべての科目で全勝を目指すスーパーマンになることは、人間の脳では実現不可能なことは上述した通りです。

人工知能を駆使した超高速トレードコンピューターシステムならいざ知らず、私たちのような一般個人投資家にできることは限られています。事実上、「損失はできるだけ限定し、利益はできるだけ伸ばす」ことを目指し、トータルで勝てるようになる手法を構築することしか個人に勝てる方法は残されていないと断言できるのです。

そのために、この大百科は迷える個人投資家の大きな羅針盤となってくれることでしょう。

渋谷高雄とスイングトレード

上記で2002〜2003年の頃の渋谷が、レバレッジをかけた売りを塩漬けにしてしまって、自己資金がほとんどゼロになってしまったと触れました。

これは大百科本文から部分引用しますが(当ホームページのコラム「渋谷の不動産投資法」でも触れています)、
その翌年の2004年、200万以下のわずかな自己資金(しかもその大半がカードローンという恐ろしさ ^^;)でもがき続けていた私。

その年前半の月別成績が以下のものであったのです。
 1月 115万円
 2月 97万円
 3月 93万円
 4月 326万円
 5月 249万円

まさに、この4月と5月に大きな利益確定ができたことにこそ、渋谷の復活のカギがあったのです!

それまで利益が乗るとそわそわして我慢できずに薄利ですぐに確定してばかりいたのが、利益をすぐに確定しないで伸ばせた結果得られたものが、まさにこれらだったのです!
もっとも当時は不動産業のサラリーマンとしてフルタイムで勤務しながらのトレードであり、仕事が忙しく、電話は鳴りまくるわ、来客は多いわ、契約を何本もこなせばならないわで、ザラバをほとんど見ることができなかったのですが、なんと!このザラバを見れないという環境が皮肉にも功を奏したのです!

デイトレーダー時代、画面を見ていると衝動に駆られ、つい薄利でポチッと利益確定を繰り返していたのが、サラリーマンに戻ると激務に追われ勤務中に株価の動きを気にしていることが全くできず、言わば強制的に、利益が乗っているポジションを知らず知らずのうちに伸ばせていたのです。

当時の私もさすがに投資経験が5年近くになり、失敗の経験も重ねてトレードテクニックは身についていたようでしたが、私が本当の意味で壁を打ち破ることができたのが、この2か月のトレードだったのです!

ここに、トレンドが続く限りできるだけ利を伸ばそうとする意識をついに己がものとすることができ、その意思が強化されたのです!
これがスイングトレードの根幹思想であり、それを身に付けたことが後々の成功の土台となった・・・
今にして思えば、まさに人生の転機となった2か月だったのです!

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膨大なマーケット分析の経験からの結晶


株の学習

実はもうひとつ、私が相場で勝ち続けることができた大きな原動力があります。

渋谷たち技心研メンバーは、2005年の夏以降、2012年秋に廃止するまで、一度として欠かすことなく、週末にマーケット予想の原稿を執筆してきました。マーケットを調べ、トレンドの方向を判断し、チャートを分析し、トレンド転換の可能性を常に探り、シナリオを立てるのです。

何よりも苦労したのは、読者が読んで理解しやすいように、自分の脳で考えていることを分かりやすい文章にしなければならないことでした。これに真面目に取り組むと、原稿1回の執筆にかかる時間は、最低でも4時間から5時間はかかってしまうのです。

それでも、この苦労を、足かけ7年近く続けました。

海外旅行に行っても、現地にノートパソコンを持参して遊ぶ時間を削って執筆しました。
メンバー同士で海外旅行に行っても執筆の担当者が交替制だったので、誰かしらは必ず土日のどこかで5時間くらいは遊ぶのを我慢して原稿執筆に取り組まねばならなかったのです。

採算が取れない状態が長い期間続いたこともありました。それでも、意地で続けました。どんなに苦しくても、たとえ赤字でも、この原稿執筆こそ、お客様のためであると同時に自分自身のトレードにも大いに役に立っているはずだと信じ続けていたからです。

それがいつの間にか累計で400部近くの発行部数になっていた時、感無量の想いと共に、私たちの株取引技術もまた、熟練の職人の域にまで到達できていたのです!

土日が完全に休みにならないことに不満を感じる心があったのも確かですが、しかしそれ以上に、当時のこの原稿執筆こそ今の栄光を為しえた大きな原動力でもあったのです。そう信じる気持ちが心のどこかにあったからこそ、苦しくても続けることができたのでしょう。

そしてこの大百科こそ、その執筆スキルをそっくりそのまま引き継ぎ、すべてのトレーディング技術・心理の集大成としてまとめあげ完成させた結晶なのです。

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基本を基本として継続する


株の学習

この大百科の第6章において、【成功のためにはマーケット研究を続けることが重要】と解説してあります。
マーケット研究とは、相場の流れを予測し、銘柄発掘を行い、実際のトレードのタイミングを計る上で重要な作業になります。

しかしマーケット研究を定期的にしっかりと行うのは、上記原稿執筆の件を見ればお分かりの通り、実際かなり大変な作業で、徐々に面倒になって次第にやらなくなってしまうことも、また人間の心の弱さなのです。

それは時に、今なお私にも当てはまることなのです。

株で大きな勝利を手にして、お金が増えれば当然のことですが、それを使いたくなるのです、だってそうでしょう。いやむしろ使わなければ、何のために人生を冒険にさらしてきたのか意味が分からないのではないでしょうか?

画像上の口座残高数字が増えていくのを眺めながら悦に浸るのもまたひとつの喜びではあると思うのですが、それでほとんど使わないうちに相場で大失敗してお金を失ったりしたら、それはただ単に人生の時間を浪費しただけで、相場の世界に身を投じて普通の人生と違ったリスクと苦悩を背負いこんだ意味もなくなってしまうのではないでしょうか?

たくさん稼いだお金をそこそこ使うことによって、「思い出」を心にたくさん記憶させて、人生楽しかった、おもしろかったな〜と後から思えてこそ、人生をトレードで勝つことに賭けた意味があると私は心から思いますね。

しかし必然的に、遊びに夢中になればなるほど、勝つために大事なマーケット研究がおろそかになっていきます。泥酔して明け方にふらふらで帰ってきて、しかも〆のラーメンで胃が気持ち悪くて仕方ない状態では、それが数日間尾を引いたりして、マーケット研究にも身が入りません。

結局行きつく先は、遊びに時間をかけ研究がおろそかになって油断しているうちに、マーケットの変化を見逃し、気がついたらいつの間にか資金管理もおろそかになっているタイミングに限って「ズドン」がくるものなのです。

リーマンショックの初動時期において、私たちが海外でうつつを抜かしていたのがその典型例です。
そうなると再び目が覚めます、遊ぶどころではなくなり、一転して株の研究に戻る時間が増えます。

このように日々の研究とは重要な作業だけに、これをサボるとせっかく利益を積み重ねていたにもかかわらず、簡単な相場転換のサインを見逃して利益を飛ばす、というようなミスも増えてきます。

基本的なことを、基本通りに継続すること。これこそが勝者と敗者を分ける決定的な違いであり、時間の許す限りマーケット研究の時間を多く取ることがパフォーマンスに確かに繋がります。
それほど、マーケット研究を継続することが重要なのだと第6章ではこれでもかと強調されています。

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稼いだお金で人生を楽しむためにはバイブルが必要


株の学習

そう、トレードで得た利益を使って人生を思い出豊かなものにしていかないと、またトレードの世界に身を投じた意味もないのではないでしょうか?

サボることで簡単なトレンド転換を見逃すことを戒めているにも関わらず、利益を使いたいことは、大いなる矛盾です。

これを読んでいる皆さまは、いったい何のために「夢」をつかもうとされているのでしょうか?

多くの方が「自由」と答えることでしょう。
では「自由」とは何でしょうか?
好きな時に、好きなことができる人生のことでしょうか、そうですね、私もそう思います。

しかし、好きなことに夢中になって人生の思い出作りにいそしんでいると、必然的にマーケット研究がこのようにおろそかになっていきます。そして損に向かっていくのです。

マーケットの女神とは、本当にヤキモチ焼きです。嫉妬の鬼なのです。

この渋谷においてさえ、自分に大損の局面が来ると、あまりの衝撃に夢から目が覚め、そして落ち込むものです。
そんな時は、初心に帰ろうと自分に言い聞かせ、ふと、自分で書いたこの大百科を手に取るのです。
そして読み返す。
今でもなお、著者本人が自分を見失いかけた時、初心に戻るためにこの大百科を読み直すことがたびたびあるのですよ!

そして再び、基本に忠実にトレードに臨み、だんだん大きく勝つようになり、そしてまた遊びたくなる。
こんな繰り返しです、私の人生。

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私の全てを詰め込んだバイブル


株の学習

最後に。
この大百科には数多くの大きな価値が内在していると自負していますが、そのうちのひとつに、「成功者の過去の失敗体験を疑似体験する」というものがあります。
疑似体験することによって、読者にはそういう体験をできるだけ事前に避けてもらうためです。
「地雷原」がどこにあるのか? 最初から知っていることができれば・・・というのは、すべての投資家の渇望であるはずですから。
これらは本書の冒頭の部分でも力を入れて解説してあるところです。

もしもタイムマシンが発明され、一度きり、しかもたった30秒だけ過去に行けるとするならば、皆さまはどうされますか?

私はこうします、今から18年前にタイムスリップして、本屋でさまよっていた過去の自分に会いに行きます。しかし、会える時間はたった30秒、できることは限られている。

私はストップウォッチを片手に「18年後の未来から来たあなたです」と過去の若き日の自分に名乗り、この「渋谷高雄株式投資大百科」を渡します。

そして30秒をフルに使って、過去の自分に語りかけることでしょう、
「あなたはほぼ独学で、これから十数年かけて10億の大金を手にすることができるが、その道のりは決して平坦ではなく、むしろ苦労も多い。知ってさえいればすぐ解決できたようなことでも、知らないがゆえに大きな損失を被り、それを挽回するためにまた苦労をする、その繰り返しだ。
しかし、未来のあなたが書いたこれを読めば、より早く、より苦労せず、より大きく勝つことができるはずなんだ、未来のあなたが心血を注いで執筆したこれを己が未来永劫の投資バイブルとせよ!」


間違いなく私は、過去の自分に、鬼の形相で真剣にそう説得します!
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